『Taamchai: 日本の野草の四季(野草図鑑)』 を撮り集める中で、撮りためた写真のなかから『花ギャラリー/花写真』としてまとめた。ご笑覧いただければ幸いです。
(220)タンポポ(蒲公英)・セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)/ Dandelion 別 名:- 科属名:キク科タンポポ属, 花 期:春-夏(3-9月) 撮影日時・場所:2016.4/下、佐倉 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6, ISO800, S1/2000, F5.4, f211mm, 補正 0,一脚 タンポポの種子と綿毛。 先日、野草会に参加、田畑の畦道、小道を歩きながら、実際に咲く野草を観察しながら、説明を受けた。 タンポポは、花は低く咲き、種子、綿毛になって飛ばす頃、背を高く伸ばし、遠くへ子孫を飛ばすという。綿毛は例え強い風が吹いても、いっぺんにすべてを飛ばすことはないという。実に合理的に命をつなぐ術を心得ている 花言葉は真心の愛・思わせ振り。 |
(219)フデリンドウ(筆竜胆)/ Fude-Rindou 別 名:- 科属名:リンドウ科リンドウ属, 花 期:春(4-5月) 撮影日時・場所:2016.4/下、佐倉・直弥 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 35-100mm/F2.8, ISO200, S1/400, F2.8, f193mm, 補正 0,一脚 青空の下で、咲くリンドウは清清しい。 春のリンドウにはフデリンドウ(筆竜胆)とハルリンドウ(春竜胆)がある。陽のあたる林などに咲き、花は陽が当たると開き、曇り、雨が降るとつぼみとなって閉じる。 フデリンドウとハルリンドウは同時期に咲き、フデリンドウはロゼッタ状の葉(根生葉)がないので分かる。 花言葉は本当の愛・正義・高貴。 |
(217)ホトケノザ(仏の座)/ Henbit Dead-nettle 別 名:サンガイグサ(三階草) 科属名:シソ科オドリコソウ属, 花 期:春-夏(3-6月) 撮影日時・場所:2016.4/中、佐倉・ふるさと広場 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6, ISO200, S1/800, F5.6, f623mm, 補正 0,一脚 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)と同じ時期に同じ場所で花を咲かすことが多い。何れも余り目立たないが春を告げる山野草である。 ホトケノザの開花期は主に春、夏であるが、秋にもまた開花し、ほとんど一年を通して、路傍、田んぼ、あぜ道などに咲いている。写真はチューリップ畑に咲いていたもの。 花言葉は調和。 |
(217)チューリップ/ Tulip 別 名:- 科属名:ユリ科チューリップ属, 花 期:春(4-5月) 撮影日時・場所:2016.4/中、佐倉・ふるさと広場 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6, ISO800, S1/2000, F5.2 , f486mm, 補正 0,一脚 バラ科サクラ属の梅、桃、桜の木の春の花が終わると、チューリップが彩りを添える。 今年もまた、チューリップ・フェスタが始まった。ここ数年、中国語、タイ語等の近隣の言葉が飛び交う。 赤いチューリップの花言葉は愛の告白。 |
(216)カタクリ(片栗)/ Dogtooth Violet 別 名:- 科属名:ユリ科カタクリ属, 花 期:春(3-5月) 撮影日時・場所:2016.4/上、八街・日枝神社 撮影データ:Lumix G6, Lumix G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6, ISO800, S1/125, F5.0 , f426mm, 補正 0,一脚 カタクリの花は染井吉野の咲く頃、開花期間も1週間程度と重なる。林、山すその斜面などの北面に、薄紫色、淡紅色の花を下向きにひっそりと咲かす。 写真のカタクリの下のは葉は何でしょう。サトイモ科テンナンショウ属のようにも思えるが、・・・。 花言葉は、染井吉野が純潔・優れた美人で、カタクリは初恋・寂しさに耐える。 |
(215)ムスカリ/ Grape Hyacinth 別 名:ルリムスカリ 科属名:キジカクシ科ムスカリ属, 花 期:春(2-5月) 撮影日時・場所:2016.3/下、佐倉市 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 35-100mm/F2.8, ISO800, S1/1250, F2.8 , f207mm, 補正 0,一脚 球根植物で、ツルボ、スズラン、ヒアシンスとは同科である。この中でも、早春から紫、青紫、白の壺形の花をたくさん咲かし、春の花壇に彩を添える。 花言葉は有用・有益・夢にかける思い・失望・失意・明るい未来。 |
(214)ハナモモ(花桃)/ Hana Peach, Flowering Peach Trees 別 名:モモ(桃) 科属名:バラ科サクラ属, 花 期:春(3-4月) 撮影日時・場所:2016.3/下、佐倉・川村美術館 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 35-100mm/F2.8, ISO200, S1/1250, F2.8 , f207mm, 補正 0,一脚 桃で、特に花を観賞するため改良された園芸種・花木で、ハナモモ(花桃)と言われる。 花言葉は気立てのよさ・恋のとりこ・恋の奴隷・あなたに夢中。 |
(213)カワヅザクラ(河津桜)/ Kawazu-Zakura 別 名:- 科属名:バラ科サクラ属, 花 期:冬-春(1-3月) 撮影日時・場所:2016.3/中、千葉都市緑化植物園 撮影データ:Lumix GX7, Lumix G VARIO 35-100mm/F2.8, ISO200, S1/500, F2.8 , f133mm, 補正 0,手持ち 早咲き桜で、桜の代名詞・ソメイヨシノ(染井吉野)の開花の1ヶ月前と早い。オオシマザクラ(大島桜)とカンヒザクラ(寒緋桜)との自然交配種のようである。 花言葉は想いを託します。 |
(212)ビオラ、ヴィオラ/ Viola 別 名:パンジー、サンシキスミレ/サンショクスミレ(三色菫) 科属名:スミレ科スミレ属, 花 期:冬-春-春(11-6月) 撮影日時・場所:2016.3/中、佐倉市・ふるさと広場 撮影データ:Lumix GX7, Leica DG Macro 45mm/F2.8, ISO200, S1/5000, F2.8 , f93mm, 補正 0, 手持 パンジー、ビオラ(ヴィオラ)等呼ばれるが、パンジーとビオラの名称は花の大きさ(4−5cm位)によって区別されているようである。小型のパンジーがビオラと呼ばれるようである。因みに Viola はスミレ属のラテン語名である。 ビオラ、パンジーとも冬場の花壇に不可欠の花で、花の少ない時期に彩を添える。 ビオラの花言葉は誠実・信頼・忠実・少女の恋。 |
(211)オダマキ(苧環)、セイヨウオダマキ(西洋苧環)/ Columbine 別 名:アキレギア 科属名:キンポウゲ科オダマキ属, 花 期:春-夏(4-8月) 撮影日時・場所:2016.3/中、佐倉市・ふるさと広場 撮影データ:Lumix GX7, Leica DG Macro 45mm/F2.8, ISO200, S1/200, F2.8 , f93mm, 補正 0, 手持ち オダマキには西洋オダマキと日本原産のミヤマ(深山)オダマキがあるが、広く植えられているのはセイヨウオダマキが多い。 苧環は元来は機織りの際にカラムシ(苧)やアサ(麻)の糸をまいたもののことで、花の形がこの糸巻きに似るところから名付けられた。 花言葉は愚か・暗愚。 |